【天気の子】を観てきました。感想など(ネタバレ注意です)
こんにちは、rukoです。
昨日久々に映画館で映画を観てきました。
映画は大好きなのですが、映画館に行くのも久しぶり。
しかも初のレイトショー。時間帯が遅いだけでわくわくしてましたw
見てきた映画は
「天気の子」
です。
「君の名は。」から3年、新海誠監督も最新作です。
もう観に行ったよー!って方、たくさんいらっしゃるかと思います。
色々な感想があるかと思いますが、前情報を全く入れずに観て思ったことを書いてみたいと思います。
あとお話の内容にも触れていくと思いますので、
まだ観てない方はネタバレにご注意を。
特にこれから観る予定の方は気を付けてくださいね。
お話の流れとしては、天候の調和が狂っていく時代に、家出少年の主人公穂高がある時から晴女の力を持ったヒロイン陽菜と出会う。偶然からのトラブルや子供がゆえの困難もあるけど、晴女(限られた地域だが必ず天気を晴れにする)の力で生活を立てていく。ところが力には代償がつきもので、晴女の力を使うごとに透明になっていく陽菜の身体。調和が狂い雨続きの天候を元に戻すには陽菜が人柱になるしかなかった。そしてその日が来て天候は回復する。しかしあきらめきれない穂高は陽菜を取り戻すためにもがく。結果陽菜を取り戻し再び雨が続く日々に。3年後、ずっと降り続いている雨で東京のほとんどが水没。そんな中で穂高と陽菜は再開する。
すごくざっくり!
映像はとてもきれい。
声優さんもとても良かった。最後のエンドロールが流れるまで、俳優さん女優さんが声を当ててると思わなかったくらいしっくり。
ただお話前半、なかなか集中出来ず...。
なぜかな?と考えてみたのですが、たぶん主人公の行動についていけてなかったからかな...と。起こった困難に対応していってるだけなのだけど、その対応があまりにも真っすぐすぎて暴走気味に感じたのは、どうしても大人として見てしまってるからかもしれません。拳銃の件など、家出という背景がなければもっと違う行動に出てたのかな~(警察に届け出るとか...)。
あ、凪君はとても可愛かった。すごくいい子。彼がいることによって色々柔らかくなってる気がします。
中盤以降、人柱の話や須賀親子(特に圭介の葛藤)が絡まってきてからはスピード感も出て面白かった。
主人公たちが自分の気持ちに従って突き進む中、それを邪魔しようとしている大人...と見えるのだけど、実際分かるなぁと思ったのは大人の行動のほうでした。
警察ももちろんだけど、須賀圭介の行動には心が動かされました。
親として子供を思う心、自分と重ねて穂高を思う心、愛する亡き妻を思う心...。
一度は自分や娘のために穂高たちを突き放すも、最後には背中を押してくれます。
終わり直前の穂高を気遣う圭介と立花冨美のセリフはとても優しいですね。
諦めというより、「今の現実はこれ!その中で生きていけばいい」というメッセージに感じました。
そして穂高も「自分の選択の結果今の世界がある」と分かってるのは良かった。雨が降り続きもっと色々な困難やそれに影響される人々を目にするたび、穂高と陽菜は辛いだろうな。
でも若い2人にはこの結末しかなかったと思ってます。嫌な言い方かもしれませんが、若いがゆえに世界が狭いから。
圭介の娘萌花が「雨だと体調がすぐれなくなる」との設定があるので、ここで2人に「他の人にも大切な人がいるんだよ」と知らせる意味が込められてたのかな~思ってます。
結論として、観る年代によって評価が分かれそうな気がします。
上にも書きましたが、15~16歳の主人公とヒロインだからこのラストしかないと納得。(ただ、つい大人目線で先のことを考えてしまうともやもや...。陽菜が生まれついての晴女だったらまた違う感想だったかもしれません)
そして、「今ある世界でやっていけばいいんだよ」との、大人(圭介・冨美)からのメッセージは良かったと思います。
以上です。まとまりのない文章で恥ずかしい~💦
自分の気持ちの整理として...。
ここまで読んでくださりありがとうございます<(_ _)>